ふりかえっての
後悔?
公務員を目指していた私は秋口からすべての時間を公務員の勉強に捧げることに違和感を覚え、筆を置いた。怖かったのだ。
ゼミや民間の就職など全てを投げ打って公務員への道をひたすら走ることが怖かった。
夏採用がないというわけでもなにのに、不器用な私にとって民間もしながら公務員の勉強という姿が見出せなかった。
いま、最終面接を2社、(正確には3社)抱えている中で、私は自分への自信を失っている。
本当にここでいいのか?という気持ちが拭えない。私のしたいことは何だった?という気持ちが拭えない。
公務員になって、母と暮らして、地元のことを考えながら生活する日々とわずかな可能性だが博物館で働く日々。後者の道は思った以上に狭いものだということも知っている。
チャレンジさえしなかったわたしは愚かだろうか。
見えない。